都知事選“舛添圧勝”で安倍首相「原発再稼動」に前のめり

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 都知事選での舛添圧勝により政府は“一旦停止”していた新しいエネルギー計画の策定を急ぐ。原発再稼働についても、原子力規制委員会の審査で安全が確認されたものから順次進める見通しだ。

 安倍首相は10日午前の衆院予算委員会で、策定中のエネルギー基本計画について「現実を見据え責任を持って実現可能かつバランスの取れたものを取りまとめていく」と発言した。将来の電源構成についても「再生可能エネルギーの導入状況や原発再稼働の状況を見極め、ベストミックスの目標を設定する」と答弁。原発再稼働は完全に“既定路線”だ。

 エネルギー基本計画の経産省の原案では、原発を「基盤となるベース電源」と位置付けている。原案は昨年12月に発表され、政府は当初、速やかに閣議決定する予定だったが、都知事選で原発が争点となったため、先送りしていた。細川―小泉が敗北し、宇都宮の得票との合算でも舛添の得票を下回ったことから、政府は原案を大きく修正せず、月内にも閣議決定するとみられる。

「原発が再稼働しないと経済成長しない」と訴える財界をバックに、安倍政権は、福島の事故がまるで“なかったこと”のように、日本中で原発を元通りに動かすのか。

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