プーチン気取り?「多選自粛条例」改正で4選目指す中野区長

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 権力の座に居座ると豹変する典型例だ。

 中野区議会の総務委員会は18日、区自治基本条例の「多選自粛」規定を削除する改正案を自民、公明などの賛成多数で可決した。改正案は25日に区議会本会議で成立見通しになっている。

 この改正案を出したのが、6月に告示される中野区長選に4選目の出馬を表明している田中大輔区長(62)だ。

■前回の選挙では「実績」に

「多選自粛」規定とは、「連続して3期を超えて在任しないよう努める」規定のことで、田中区長が自ら制定し、前回の選挙公約の中でも実績のひとつとして挙げているそうだ。自ら条例を制定したにもかかわらず、やっぱり選挙に出たいから廃止するというわけで、実に身勝手極まりない。

 削除規定をめぐり、野党区議からは怒りの声が噴出している。民主党の中村延子区議によると「最初に『多選自粛』規定を決めるときは、区民説明会を開くなど、1年をかけて丁寧にやっていたのに規定削除の時の審議はたったの3日間です。区民への説明もほとんどありませんでした」というから“抜き打ち”みたいなもの。こんな条例をあっさり通す議会も議会だ。

 ロシアのプーチンも憲法で3選禁止が決められていたにもかかわらず、まだ大統領をやりたくて憲法を改正した。プーチン気取りの田中区長には困ったものだ。

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