需要は安く使えるシニア 「有効求人倍率改善」のトリック

公開日: 更新日:

 バブル崩壊以降で最高の有効求人倍率(5月=1・09倍)――。
 大手メディアは、求人数の増加により雇用環境が好転したと報じている。有効求人倍率の1倍超えは、求職者1人に対し、求人が1つ以上あるということ。倍率そのものを見れば、確かに雇用環境は改善だ。とはいえ、1・09倍はパートを含む数値で、正社員に限れば0・67倍。採用する側は非正規雇用を増やすことで、人手不足を乗り切ろうとしているのだ。

「正社員への求人は相変わらずドシャ降りなのだが、さらに求人の中身を丹念に見ると、とんでもない事態が進行していることがわかる」(市場関係者)

 有効求人倍率は厚労省が毎月「一般職業紹介状況」で公表する。A4サイズ10枚程度の調査報告だが、ここでは触れられていない「年齢別有効求人倍率」という統計がある。この「年齢別」に雇用の悲惨な現実が潜んでいるのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    小栗会に合流で…役者仲間が危ぶんだ新井浩文の素行不良

  2. 2

    小出恵介は5億3000万円…新井浩文を待つ“15億円”賠償地獄

  3. 3

    中日・根尾昂が宿舎で見せた「優等生」とは違う“別の顔”

  4. 4

    新井浩文だけじゃない 共演者の犯罪で“お蔵入り”した名作

  5. 5

    お粗末JGA マスターズ女子アマ出場枠を早とちりし大騒動に

  6. 6

    大阪都構想“クロス選”脅し不発 松井知事に市民ドッチラケ

  7. 7

    日銀もカサ上げ 消費税アップを物価に反映させる“禁じ手”

  8. 8

    フジ宮司アナは“夜の女神”へ…トップクラスの美貌とMC技術

  9. 9

    勝負の年は初日97位…横峯さくらスポンサーも失い引退危機

  10. 10

    もし“キャンプ番長”斎藤佑樹の指導者が栗山監督以外なら…

もっと見る