女子プロレスラー40周年 堀田祐美子「若い選手に実力面で劣っているとはじない」強さの秘訣

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 女子プロレスラーの堀田祐美子(58)が自叙伝「未完の大器」(ワニブックス)を出版して、話題だ。クラッシュ・ギャルズの長与千種(60)に憧れ、女子プロレスに入門して40年。若い選手と対戦してもいまだに体力で負けないという堀田の強さの秘訣を聞いた。

  ◇  ◇  ◇

「この人みたいになりたい!」。リングで果敢に攻めこまれては立ちあがり、がむしゃらに反撃するクラッシュ・ギャルズの長与千種を見た瞬間、高校生だった堀田に稲妻が走った。そして1985年、超難関を突破して全日本女子プロレス興業(以下、全女)に合格した。

「クラッシュ人気で、履歴書だけで3500通! 応募書類が入った段ボールをひっくり返して、書類がテーブルから落ちた時点で、中身も見ずに『不合格』。そんな中でオーディションに残ったことも、再テストで受かったことも、運でしかないですね」

 今年40周年。一度も引退せず、現役なのは女子プロレスラーとして最長だ。さらにビューティ・ペア、ジャガー横田(64)、クラッシュ・ギャルズ、極悪同盟、アジャコング(54)や北斗晶(58)ら、多くのスターを輩出した全女に、18年間在籍したのも最長。2005年4月の全女解散興行にも選手として出場した。

「全女に入ったときはドン臭くて“イモ”って言われるぐらい、プロレスのセンスがなかった。これくらいは、ってことさえできなくて、名前も呼んでもらえず、病んだり、卑屈になることもあった。けど、完璧でなくても、ヘタでも努力する姿勢を忘れなければ、実力もついてくるし、周囲に認めてもらえたので、もう努力の道を進むしかないなと。おかげで、今も若い選手と対戦して実力面で劣っているとは感じないね」

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