世紀の茶番劇が始まる…出揃った自民党総裁選候補の顔ぶれ、愚にもつかない予想に嘆息

自民党総裁選はどうやら、5人の争いになりそうだ。去年と同じメンメンの敗者復活戦に清新さは皆無だが、さらに旧派閥のボスが口出しするおぞましさ。それをタレ流し報道の大メディア。
この国が直面する危機への「政策論争」が見当たらない刹那に有権者の嘆き。
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自民党総裁選に立候補するメンメンが固まった。茂木敏充前幹事長、高市早苗前経済安全保障相、小泉進次郎農相、小林鷹之元経済安保相、林芳正官房長官の5人で、すでに出馬を表明している茂木以外は今週中にも会見を開き、正式に立候補を表明する。
このメンバーで今後、所信発表演説会(今月22日)、共同記者会見(23日)、地方演説会などが行われ、来月4日に投開票となる。3週間弱、自民党に“電波ジャック”されるわけだが、聞こえてくるのは嘆息ばかりだ。
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