【ハモ】体内の余分な水分を排出する働きで低気圧頭痛を改善
低気圧が発生すると頭が痛んでつらい……。「低気圧頭痛」は、気圧の変化によって引き起こされる頭痛です。とくに低気圧が繰り返し前線に沿って動く梅雨どきや、夏から秋にかけての台風シーズンに起こりやすくなります。
低気圧によって痛みが引き起こされる原因は、まず「自律神経の乱れ」が挙げられます。耳の奥の内耳には気圧の変化を感知するセンサーがあり、気圧が下がるとセンサーを通して脳に伝わります。その結果、交感神経が過剰に刺激され、頭痛を起こしやすくなるのです。
また血管の拡張も痛みの原因になります。気圧の低下は、脳内の血管を拡張させます。その結果、周りの神経を圧することで頭痛が引き起こされるのです。
さらに気圧の変化に伴って、体内の水分バランスが崩れることも自律神経の乱れや血管拡張の原因になります。
低気圧頭痛が起きる人は、雨が降る前に、だるい、めまいがする、肩がこる、むくむといった不調もみられる傾向があります。
今年も10月初旬まで台風シーズンは続きそうです。食養生で低気圧に負けない身体づくりに努めましょう。