巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

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 またも勝てなかった。

 巨人田中将大(36)が15日の敵地でのDeNA戦で今季8度目の先発登板。0-0で迎えた五回に2死満塁と初めてピンチを招いたものの、度会の安打性の打球を左翼・丸がダイビングキャッチ。六回にも先頭・筒香の右中間への飛球を中堅・キャベッジがダイビングキャッチと、再三の好守に助けられた。

 しかし、この回2死一、二塁から、初球の抜けたスプリットを石上にジャストミートされると、右翼・中山がグラブに当てながら捕球できず。これが適時二塁打となって2点を先制された。「もうあそこは本当、ほとんど真ん中だったんで。もっと低めにしっかりと投げ切りたかった」と悔やんでも後の祭り。結局、この回を投げ切って降板。直球の最速は148キロ、6回で90球を投げて5安打3奪三振2失点の好投も、打線の援護がなく、日米通算200勝は2試合連続でお預けとなった。

 前回登板の8月28日の広島戦では、2回6安打5失点で2敗目を喫した。あと1勝が遠く、なかなか勝ち切れない。

 通算成績14打数9安打、打率.643と田中将から打ちまくっている広島の菊池涼介(35)が「いい時より勢いがないといえば、そうかもしれないけど、コントロールはいいし、全然悪くないと思います」とこう続ける。

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