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高野孟
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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

閣僚辞任より深刻な「保守反動4人女」の言動

 旧知の自民党議員に「小渕・松島両大臣の辞任で“女性活躍内閣”も台無しだね」と水を向けると、「強気一本できた安倍総理も、ツキが離れ始めたなあ。後になれば、これが潮の変わり目だったということになるんだろう」と言いながら、さらに声をひそめるようにして付け加えた。

「しかも、本当は、辞めていない残りの3人のほうがもっとヤバいんだ」

 残り3人というと、高市早苗総務相、山谷えり子拉致担当、有村治子女性活躍担当か。

「3人はそろって、夫婦共働ぎに反対して戦前型の家父長制的家庭像を称賛するかのような発言をさんざん繰り返してきた。党政調会長に抜擢された稲田朋美と合わせれば、“保守反動4人女”だ。安倍さんは『女性が輝く社会』とか言って今国会に女性活躍推進法案を出すつもりなのに、この人事は一体何なんだ、と同僚たちも心配していた。案の定、参院予算委の蓮舫の質問では、マスコミの関心は松島の“ウチワのようなもの”に集中してこういう結果になったけれども、実は有村が過去の発言を追及されてメロメロ答弁に陥ったことの方がよほど深刻だ。女性活躍法案の審議でますますボロが出るんじゃないか」というのだ。「さらに」と彼の心配は続く。

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