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高野孟
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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

次々と発覚する閣僚不祥事のネタ元は検察・警察という噂も

 9月4日付の本欄で安倍改造人事に触れ、すべてがダラダラとして「こんなんで大丈夫なのか」という声が自民党内からも上がっていると書いたが、そのとおりになってきた。

 小渕・松島を思い切りよく同日辞任させれば「政権はもつ」というのが菅義偉官房長官の判断だったが、その後も宮沢洋一経産相や望月義夫環境相らに火の粉が飛ぶのを防げず、菅長官の思惑は外れつつある。

 野党のほうも、本筋の政策論争に力を入れずに政治資金収支報告書の重箱の隅をつつくようなことばかりやっているのもどうかと思うが、一強多弱といわれる中で、せめて一太刀、二太刀浴びせて政権を揺さぶる糸口をつかむためには、妥当な戦術だろう。

 もうひとり、閣僚が辞任するようなことになれば、それだけで内閣はもたなくなる。

 それにしても、こう次々に「重箱の隅」の話が出てくるのはなぜなのか。慢心のあまり身体検査もロクにしなかったのだろうというのが一般的な解釈だが、永田町にはいま妙な噂が回っていて、「どうもツボを押さえた話題がポンポンと出てき過ぎる。検察もしくは警察の中に安倍の右翼路線の暴走を面白く思わない奴がいて、裏から情報を流しているのではないか」というのである。

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