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エアコン設置で住民投票した「財政悪化」所沢市職員の高待遇

 航空自衛隊の基地に近い小中学校に、エアコンを付けるかどうかが住民投票にまでなった所沢市。15日に投票が行われ、賛成が反対を上回ったものの、条例で結果の重みを考慮するよう求められた「有権者の3分の1」には届かなかった。これを受け、エアコン設置に反対してきた藤本正人市長が16日、「財政配分なども考慮しながら慎重に対応していく」と会見。結局、判断は先送りされることになった。

 国の補助金を除くエアコン設置費用は28校分で30億円。藤本市長が設置に反対する理由は「市財政の悪化」だった。ところが、である。所沢市が公表している2013年度の職員の平均年収は627万4000円で、ラスパイレス指数(国家公務員を100とした時の地方公務員の基本給水準)は109.8。“財政悪化”と説明する割には、高水準なのである。

「13年度は国家公務員が復興財源に充てるため給与を減額していたこともあり、地方公務員のラスパイレス指数は高めに出ています。ただ、国に合わせて埼玉県内でも給与を減額した自治体が多かったのですが、所沢市は減額してもラスパイレス指数が109.0で、県内一の高さでした」(地元記者)

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