橋下市長の作戦に騙されるな 「大阪都構想」反対派論客が警鐘

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【特別寄稿】藤井聡(京大大学院教授)

「大阪都構想」の住民投票を前にして、メディア各社も入り乱れての大論戦が繰り広げられていますが、言論空間はかなり荒れていて、言葉遣いもずさんになってきています。

 例えば、ある報道には「(橋下市長が)賛成が上回った場合、平成29年4月の『大阪都』実現に伴う『都知事』には、『松井一郎大阪府知事がなるだろう』と述べ(た)」とありました。今回賛成派が勝てば、「大阪府」が「大阪都」に変わるかのような印象を与えますが、実はそんなことはありません。賛成が上回っても行政の仕組みが変わるだけで、名前は「大阪府」のままです。名前を変えるには別の法律改正と、また別の住民投票が必要になります。「府民」は「都民」にはなれません――というようなチョー基本的なところからして、十分に客観的な「事実」が周知されていないのです。だから、多くの人がまだ迷っておられる。

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