「東京五輪」の“言いだしっぺ” 森喜朗会長の醜い責任転嫁

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 新国立競技場をめぐって、「生ガキみたいなスタイルはもともと嫌だった」「責任は文科省」と言いたい放題の森喜朗・東京五輪・パラリンピック組織委員会会長。だが、この発言だけは看過できない。17日の産経新聞のインタビューで、「五輪をやりたいと手をあげたのは東京都だ」と責任転嫁したが、ちょっと待って欲しい。東京五輪招致の“言いだしっぺ”が森会長だということは、都庁や都議会の関係者に知られた話だ。

 東京都は16年五輪にも立候補したが、当時の石原慎太郎知事が初めて五輪招致に意欲を示したのは2005年8月。その翌月、日本体育協会会長(当時)の森氏が都庁に石原を訪問し、「東京招致支援」を表明。正式な立候補となった経緯がある。

「石原さんは当初、五輪にそんなに乗り気じゃなかった。森さんと森さんに頼まれた伸晃さんの働きかけがあったから。森さんや体協や自民党は、1964年の東京五輪で整備した代々木周辺の競技施設が老朽化しているため、『五輪』を旗印にすれば大規模改修を国で予算化できると考えた。五輪はもともと、代々木の再開発目的で浮上したのです」(都議会関係者)

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