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安保法案“批判”対策か 中国ガス田公表の怪しいタイミング

 中国が東シナ海で新たなガス田開発を進めているとして、22日、政府が2013年6月以降に確認した12基を含む16基の掘削関連施設の写真を公開した。しかし、このタイミングでの公表には、安倍首相らが繰り返す「安保環境の変化」をあおり、「安保法案」への批判をかわそうという魂胆も見える。

 この日の菅官房長官の会見。写真の公開は安保関連法案の必要性を訴えるためかと問われた菅の答えは、「もろもろ考えて判断した」だった。9月の安倍訪中や日中首脳会談が囁かれる中で、あえて中国を刺激する発表をしたのは、安倍官邸にとって“もろもろ”の理由があった。

「1つは来週から再開される参院での安保法案審議に向けたもの。『安全保障環境の変化』という法案の必要性を国民に強く印象づける必要があった。もう1つは、安倍首相応援団の右派向けのアピールです。新たなガス田を指摘したのは、ジャーナリストの桜井よしこ氏の産経新聞への寄稿記事。最近の中国との“融和ムード”を右派は苦々しく見ていたので、対中強硬姿勢を打ち出すことで、支持をつなぎ留める狙いです」(政府関係者)

 安倍官邸は支持率急落でアノ手コノ手だが、賢明な国民には見透かされているんじゃないか。

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