安保法案“最終局面” これから始まる「自公落選デモ」の破壊力

公開日: 更新日:

 最終局面を迎えて俄然、緊迫してきた「安保法案」をめぐる与野党の攻防。参院特別委は15日の中央公聴会に続き、翌16日に横浜市で急きょ、地方公聴会を開くことを決めた。鴻池委員長が野党側の要求を受け入れたのだが、これで安倍官邸がもくろんでいた「16日採決」は絶望的だ。それでも、政府・与党は「法案成立は既定路線」と、そのまま一気に本会議採決に持ち込む考えだ。「連休に入れば国民の怒りも収まる」とナメているのだろうが、てんで分かっていない。

 鴻池委員長が野党側に配慮せざるを得ないのもムリはない。特別委が中央公聴会で意見表明する「公述人」を公募したところ、過去10年で最多の応募者95人中、全員が「反対」だったからだ。

 中央公聴会の開催が決まったのは先週初めだ。それから数日間で100人近い応募者が反対意見を言いたくて「公述人」に殺到したのだ。この状況自体が異例だし、それだけ国民の怒りが頂点に達している証左と言っていい。慌てた与党は、例によって法案賛成の御用学者を国会に招致する予定だが、おそらく地方公聴会も同じ状況になる。もはや「安保法案」に対する国民の意思はハッキリしているのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    古谷経衡さんが憂う有権者の劣化 日本の知性の底が抜けた

  2. 2

    故・田宮二郎氏長男 柴田光太郎さん「心臓手術で命を…」

  3. 3

    横浜の誘致表明で…米カジノ最大手が大阪から撤退の衝撃

  4. 4

    視聴率低迷のNHK大河「いだてん」には致命的な見落としが

  5. 5

    横浜市IR誘致表明で始まる“菅長官vsヤクザ”の仁義なき戦い

  6. 6

    史上最低大河「いだてん」に狙いを定めるN国にNHKは真っ青

  7. 7

    G岩隈 ようやく二軍の実戦初登板でも“来季現役続行”のワケ

  8. 8

    「カジノではなくF1とディズニーを」“ハマのドン”が激怒

  9. 9

    水野美紀は新悪女王「奪い愛、夏」で見せる菜々緒との違い

  10. 10

    「特撰すきやき重」完売 吉野家の株主還元は年8000円相当

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る