森功
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森功ノンフィクション作家

1961年、福岡県生まれ。出版社勤務などを経て、03年からノンフィクション作家として活動を開始。「ヤメ検 司法エリートが私欲に転ぶとき」「同和と銀行」「腐った翼 JAL消滅への60年」など著書多数。最新刊は「現代日本9の暗闇」(廣済堂新書)。

<第1回>安保法制騒ぎの裏で「カジノ法案」こっそり成立へ

公開日:  更新日:

国会の大幅延長も追い風

 アベノミクスの「3本の矢」のうち、数少ない成長戦略と前評判の高かったカジノ構想。目下、IRカジノ推進基本法(特定複合観光施設区域整備推進法)案が国会に提出されているが、安保法案や労働法制の陰に隠れ、あまり目立たない。一体どうなっているのかと思ったら、自民党中堅議員がこう話す。

「これまでは、カジノの必要性を訴える意味から、安倍首相が海外の成功例などをアピールしてきたが、今はむしろ発言を控えている。党内でも、IR関連の発言を慎むよう指示されています。それだけカジノ法案の実現は近いと理解しています」

 実際、水面下の動きは着々と進んでいる。内閣官房ではカジノ法案の成立をにらんだ“準備室”を設け、監査法人のトーマツに「特定複合観光施設区域に関する海外事例調査」を委託。今年3月にはその調査報告があった。こう記されている。

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