神戸山口組を暴力団指定も…むしろ過激化する“地下戦争”

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「通常よりも手続きを早めた」──。警察関係者はこう胸を張っているそうだ。

 7日、神戸山口組が指定暴力団に認定されることが決まった。当初は6月に指定されるといわれたが、2カ月も早まった。その背景には5月26~27日に開催される伊勢志摩サミットがあるというのが大方の観測だ。サミット中に不測の事態が起こらないよう国家公安委員会が通常より手続きを早めた。これにより神戸側と6代目山口組の抗争が沈静化し、「サミット休戦」に入るのではないかというのだ。

 だが現実は甘くない。3月7日に警察庁が神戸側と6代目側を抗争状態と認定して1カ月。両組織の間で発砲や火炎瓶など21件もの事件が起きた。この動きは簡単に止められない。

「3月22日に兵庫県公安委員会が神戸山口組の組長の意見聴取を予定したのに組長は欠席。同月31日には6代目側が兵庫県警の意見聴取をボイコットした。つまり両組織とも当局に協力するどころか、対立の姿勢を示しているのです。抗争はまだ始まったばかり。“やられたらやり返せ”が建前のヤクザが“サミットだからじっとしてろ”と言われて素直に従うわけがありません」(捜査事情通)

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