暴力団指定でシノギ厳しく 山口組で深刻化する組員の困窮

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「抗争のせいでシノギが厳しい」――。暴力団関係者が頭を抱えている。

 6代目山口組VS神戸山口組の抗争は7日に、神戸側が指定暴力団に認定されることが決まって新たな局面を迎えた。これで双方とも指定暴力団。もし殺傷事件を起こしたら特定抗争指定暴力団に指定され、法律にがんじがらめにされてしまう。

 それを意識したのか、8日に淡路島で開かれた神戸側の定例会では組員に「1人で盛り場に飲みに行くな」「銃や刃物を持ち歩くな」と行動を慎むよう通達が出たといわれる。

 4月に入って両派の抗争は小康状態。「サミット休戦」などといわれているが、平穏なムードの裏で組員たちは困窮しているという。今月8日、6代目系の組長が中国から偽造収入印紙200万円分を密輸して逮捕された。この事件を困窮化の一端とみる向きもいる。

「ヤクザは泥棒や強盗など素人ができる犯罪を『外道』と呼んで軽蔑している。偽造印紙はホメられる商売ではないのです。逆にいうと、ヤクザはそれくらいまともなシノギができなくなったということ。組員が強盗団を結成したり、ウニやホタテを密漁したりと恥ずべき行為にも走っています」(事情通)

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