8月改造“目玉”は三原じゅん子入閣…甘利&下村氏も復権か
「新たに強力な布陣をつくっていきたい」――。選挙後、こう胸を張った安倍首相は、8月3日にも内閣改造・自民党役員人事に踏み切る。岩城法相、島尻沖縄担当相が相次いで落選したこともあり、大規模な改造になりそうだ。
“目玉”は、三原じゅん子氏。自民党候補で唯一、100万票以上を獲得。神奈川選挙区で2位以下を大きく引き離し“入閣当確”とまで言われている。
「三原さんはぶっちぎり当選が間違いないのに、さらに票を積み上げようと地域行事を細かく回る『どぶ板』を徹底していました。ガムシャラに動き回ったのは、“圧勝すれば大臣”というニンジンを官邸にぶら下げられたからではないか。女性活躍担当相などでの初入閣がささやかれています」(官邸事情通)
民進党の岡田代表が9月に辞任でもすれば、同じ“100万票超え”の蓮舫氏が代表になる可能性が出てくる。山尾志桜里政調会長とタッグを組み、民進党が「女性活躍」を大々的に打ち出す前に、安倍首相は先手を打つつもりらしい。