• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

TPPよりマシと識者 中国主導“広域FTA”日本へのメリット

「TPPは米国抜きでは意味がない」と安倍首相が訴えた直後、トランプ次期大統領が「就任初日にTPP離脱を通告する」と表明。TPPの発効には米国の批准が不可欠で、もはや絶望的なのに、政府は国会を延長して自然承認を待つ構えだ。

 TPP問題に詳しい東大大学院教授の鈴木宣弘氏(農政)が言う。

「政府がTPP承認案の成立に固執するのは、誰あろう、交渉のちゃぶ台をひっくり返したトランプ氏のためかもしれません。トランプ氏は多国間ではなく2国間の貿易協定を志向しています。政府は『日米FTAが実現したら日本はここまで譲歩します』というラインをTPP承認案で示そうとしているのだと思います」

 政府はTPPのために「攻めの農林水産業への転換」名目などで約1兆1900億円の関連予算を組んだ。TPPが頓挫したのに自然承認に必要な10日前後、国会を延長すれば、単純計算で30億円のムダな税金がかかる。どうせなら、TPPの代わりに急浮上している広域FTA「東アジア地域包括的経済連携(RCEP)」について議論した方がムダを省けるのではないか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    太った? 元AKB小嶋陽菜のムッチリ体型にファン容赦なし

  2. 2

    股関節痛め広島視察中止…安倍首相に健康不安説また再燃

  3. 3

    矢継ぎ早発表もポーズ 安倍政権の被災地支援は中身空っぽ

  4. 4

    ZOZO社長とW杯決勝観戦 剛力彩芽“はじけっぷり”に心配の声

  5. 5

    障害年金は支給継続も…非情な政策を傍観した公明党の大罪

  6. 6

    忖度が世代交代の妨げに…日本が4年後W杯で払う大きなツケ

  7. 7

    静香次女コウキ ファッション業界で囁かれる“本当の実力”

  8. 8

    小泉&小沢の“異色タッグ”は政界再編の起爆剤になるのか

  9. 9

    小沢一郎氏の知恵袋が指摘 安倍政権による「内乱」予備罪

  10. 10

    映像は地味だが…「ポツンと一軒家」高視聴率で健闘のワケ

もっと見る