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日米首脳会談で円高加速 市場が怯える“93年の悪夢”再来

 24年前の悪夢がよみがえる――。10日に行われる日米首脳会談を控え、市場関係者は身構え始めた。

「1993年4月の日米首脳会談をきっかけに、ドル円相場は超円高に向かったのです。大統領に就任したばかりのクリントン氏と、当時の宮沢喜一首相が初会談し、その後の記者会見でクリントン氏は『円安は問題』と口にした。そこから一気に円高が進行したのです」(株式評論家の倉多慎之助氏)

 1993年初めは1ドル=126円ほどだったが、首脳会談後に110円を突破。94年6月には変動相場制に移ってから初の100円を切り、95年4月には79円75銭をつけた。約2年間で円高は35%以上も進んだのだ。

「クリントン氏は貿易不均衡を解消するため、為替問題に触れたのです。しかも、初の首脳会談という注目度の高いタイミングを狙った。トランプ氏も米国の貿易赤字を問題視し、安倍政権の円安誘導を非難しています。クリントン氏を真似て、『円安は許せない』と言い出すかもしれません」(証券アナリスト)

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