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経産次官人事めぐり 二階幹事長と世耕氏“犬猿”バトル激化

 グラつき始めた自民党内で、二階俊博幹事長と世耕弘成経産相の水面下の“バトル”が激化しているという。引き金になったのは、長く二階の「牙城」といわれてきた経産省人事。事務次官の大本命だった二階側近の片瀬裕文経産審議官が退任し、代わって嶋田隆通商政策局長が事務次官に「異例昇格」したからだ。

 二階は小泉、福田、麻生内閣で経産相を計3期、約2年務めたことから、経産省は国交省に続く“二階村”となった。片瀬前審議官は二階の前では常に直立不動で忠誠を誓っていたといい、覚えめでたく事務次官は間違いなし――とささやかれていたのだが、風向きが変わったのはゴールデンウイーク後。片瀬前審議官と今井尚哉首相秘書官が対ロシア政策をめぐって大ゲンカ。このゴタゴタに乗り込んできたのが世耕だったという。

「もともと二階幹事長と世耕さんの仲が悪いのは自民党内では有名な話。二階幹事長が地盤とする和歌山3区は世耕さんにとっても祖父の代からの地盤であり、参院議員から衆院議員に転身したい世耕さんにとって二階幹事長は目の上のタンコブ。二階地盤は3人いる息子のいずれかが引き継ぐとみられていて、それが世耕さんは面白くないのでしょう。2009年の西松建設事件で検察の捜査対象として二階幹事長の名前がメディアで取り沙汰されると、世耕さんはすぐに3区内で自身のポスターを用意して“逮捕後”に備えていた、なんて話もある。このエピソードを聞いた二階幹事長は『世耕は許さん』とカンカンだったそうです」(和歌山3区自民党関係者)

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