口実は台風被害 加計獣医学部“認可先送り”のあくどい魂胆

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 不可解な延期だ。10月末に、文科省の大学設置審によって認可の可否が答申される予定だった加計学園の獣医学部新設問題。27日、林芳正文科相は突然、答申が11月前半に延期されるとの見通しを示した。とうに「認可」は決まっているのに、口実をデッチ上げ、わざとモタモタしているだけ。その狙いも、まあ薄汚い。

 閣議後の会見で、林大臣は「より慎重な審議を行うために必要な審査日程を確保した」とした上で、“深刻”な表情でこう言った。

「先日の台風の影響によりまして、予定しておりました会議が開催できなかった。委員の皆さまの日程等の都合もあって、11月の前半に答申される見込みと聞いております」

 はあ? 設置審の答申が“台風被害”に遭うだと……。いかにも取ってつけたような理由だ。文科省に“被害状況”を聞くと、「審議中の情報なので、大臣が述べた以上の詳細はお答えできません。何号の台風被害かも教えられません」(高等教育局大学設置室)とにべもない。

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