白井さゆり氏が警鐘 今年半ばまでに金融政策正常化すべき

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 白川総裁時代に2年間、黒田時代に3年間、審議委員を務めた慶大教授の白井さゆり氏。2013年4月の異次元緩和は賛成したものの、16年1月のマイナス金利導入には反対票を投じた。国債とETFを通じた株式の大量購入がズルズル長期化する現状には懸念を示す。一般の人にも異常な政策が続くことへの危機感を持ってもらいたいと、昨年「東京五輪後の日本経済」(小学館)も出版。黒田総裁の続投見通しが根強い中、今年は緩和の出口が見えてくるのか? 出口はあるのか? ズバリ、聞いた。

■2019年の景気減速に備える

  ――異次元緩和は間もなく丸5年になります。

 今の金融市場はいびつです。3カ月先しか見ていない海外のヘッジファンドが円安を見込んで円を売るポジションをとり、いつでも売り逃げできるような期間の短い国債や株に投資している。そういった短期筋のヘッジファンドは儲けることだけが目的なので責められませんが、日本経済のことはよく知りません。でも彼らがいつも最初に動き、市場を牛耳っているのです。

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