高野孟
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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

保守層もウンザリ 自民総裁選では地方票が安倍3選阻むか

公開日: 更新日:

 安倍晋三首相が先週、東欧訪問中の日本人記者団との懇談で、野田聖子総務相が今秋の自民党総裁選に立候補することを歓迎するかの発言をした。

 前回2015年の総裁選では、野田の立候補を阻止するために官邸が先頭に立って血眼で切り崩し工作を行ったことを思えば、百八十度の転換で、「これも安倍1強が揺るがないという自信の表れなのか」と問うと、自民党中堅議員は「いや、野田が立てば、本命対抗馬の石破茂に地方票が集まり過ぎるのを防げるんじゃないかという、弱気の表れ」と言う。

 ご記憶と思うが、12年の総裁選の第1回投票では石破が地方票で圧勝して第1位となり、第2位の安倍との決選投票となったが、決選投票は国会議員票だけで争われるので、安倍が108票で石破の89票を上回って当選を果たした。結局は永田町内部の権謀術策で決まってしまうというこのカラクリに対する地方の不満は強く、「実は昨年3月の党大会で安倍3選を可能にするように党則を改正する以前、14年1月の党大会で地方の党員票の比重を大きくするよう総裁選の仕組みも大きく変えたのです」(同議員)

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