現代の奴隷制 最低賃金者も裁量労働制「適用可能」の狂気

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 もはや狂気としか言いようがない。現代の奴隷制度が復活だ。日刊ゲンダイが過労死を増やすとして繰り返し危うさを指摘している「裁量労働制」の拡大。安倍政権が今国会で関連法案の成立を目指す中、希望の党の山井和則衆院議員が質問主意書で、契約社員や最低賃金で働く労働者に対する裁量労働制の可否を問いただしたところ、政府は6日の閣議で〈契約社員や最低賃金で働く労働者にも適用が可能〉とする答弁書を決定した。

 現行の裁量労働制ですら問題続出なのに、契約社員や最低賃金で働く労働者もOKなんて冗談ではない。

 日弁連の調査によると、2016年度の地域別最低賃金は、全国加重平均で時給823円。週40時間働いても年収172万円だ。

 フランス(時給9.76ユーロ=約1218円)や、ドイツ(同8.84ユーロ=約1103円)と比べても異常に賃金が安く抑えられている日本の労働者を、さらに苦しめるのは間違いない。

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