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リコーも…なぜ日本企業は海外M&Aで巨額損失を繰り返す?

 海外企業をM&Aし、事業を拡大している日本の大手企業が、またも海外事業の失敗で巨大損失を出した。複写機大手のリコーだ。2008年に約1600億円で買収した米国の事務用品販売大手「アイコンオフィスソリューションズ」の収益が想定を下回り、最大1000億円の損失を出す恐れがあるという。

「米国会計基準に基づき“のれん代”の減損処理実施を検討中です。キャッシュアウトするということはありません」(リコー広報室)

 リコーに限らず日本の大手企業が、海外のM&Aで巨額の“のれん代減損”を計上するケースは後を絶たない。海外のM&Aに詳しい百年コンサルティングの鈴木貴博社長が、のれん代の減損についてこう説明する。

「大手企業が海外企業のM&Aで巨額赤字を出す原因は、米国(国際)会計基準の導入です。M&Aした海外企業の収益が予想外に伸びず、その会社の資産価値が大きく減少すると問題が大きくなるんです」

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