金子勝
著者のコラム一覧
金子勝慶応義塾大学経済学部教授

1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。東京大学大学院 博士課程単位取得修了。 法政大学経済学部教授を経て。2000年10月より現職。TBS「サンデーモーニング」、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。『資本主義の克服 「共有論」で社会を変える』集英社新書(2015年3月)など著書多数。新聞、雑誌にも多数寄稿している。

国債が売れず…ついに売買不成立が今年6回目の異常事態

公開日: 更新日:

 国債市場に異変が起きている。7月4日、長期金利の指標となる「10年モノの新発国債」は、値がつかず取引が成立しなかった。売買が成立しないのは今年になって6回目だ。

 売買の不成立は、2001~13年には1日もなく、昨年も2日だけだ。半年間で6回もあるのは、やはり異例である。値がつかないのは買い手がいないからで、国債市場はもはや死んだも同然だ。

 いま生保や大手銀行は資金をどんどん海外に流している。欧米の中央銀行が、金利政策の正常化に舵を切り、ドルやユーロの金利が上昇し始めているためだ。このままでは、戦時中と同じように日銀が国債を直接引き受けをするような事態になりかねない。

 一方、日銀によるETF(指数連動型上場投信)買いもすさまじい勢いだ。6月の中旬以降、ほぼ連日買っている。1回当たり703億円買っているので、2週間で7000億円も株を買い上げている計算だ。そして、年金、共済、ゆうちょから国債を買って株を買わせる。安倍内閣の支持率を下げないためだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    超高速Vでも…青学・原監督「箱根駅伝お先真っ暗」の理由

  2. 2

    乃木坂46を卒業 白石麻衣に“接近”したアイドルタレント2人

  3. 3

    元SMAPで独り勝ち キムタクが歩むジャニーズ大幹部への道

  4. 4

    ゴーン会見で暴露確実 事件の背後にいる政府関係者の実名

  5. 5

    為末大と大迫傑が噛みついた「箱根駅伝」解体の“Xデー”

  6. 6

    梅宮辰夫が役者になった目的4つ いい女を抱く、酒を飲む…

  7. 7

    なぜ?ゴーンが日本の放送局で唯一取材を許可したテレ東

  8. 8

    乃木坂46卒業する白石麻衣 なぜ8年間ノースキャンダル?

  9. 9

    綾瀬はるか“噛み司会”もはや名物に それでも愛される理由

  10. 10

    ゴーン逃亡レバノンに231億円 安倍政権バラマキ外交効かず

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る