金子勝
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金子勝慶応義塾大学経済学部教授

1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。東京大学大学院 博士課程単位取得修了。 法政大学経済学部教授を経て。2000年10月より現職。TBS「サンデーモーニング」、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。『資本主義の克服 「共有論」で社会を変える』集英社新書(2015年3月)など著書多数。新聞、雑誌にも多数寄稿している。

似た者同士も…トランプ大統領にあって安倍首相にないモノ

公開日:

 安倍首相が訪米した。内政に行き詰まると毎回、安倍首相は外遊する。外交で成果を上げたように演出し、支持率アップを狙うお決まりのパターンだ。

 国会答弁を聞けば分かるように、安倍首相は論理的にモノを考えられないタイプだ。質問されても、質問の意味が分からず、意味不明の答弁を繰り返す。なぜ国民が総辞職を求めているのかも、論理的に理解できないに違いない。

 問題は、論理的にモノを考える能力が極めて低い人物に果たして外交ができるのか、ということだ。

 トランプ大統領と安倍首相は非論理的で似た者同士なので日米関係は蜜月だと流布されている。トランプ大統領が初めて会った外国の首脳は安倍首相だとか、2回もゴルフを一緒にしている、といった類いの論評が行き交う。しかし、それは本当なのだろうか。


 確かに、トランプ大統領も安倍首相と同じく非論理的だが、ビジネスマン出身なだけに、ディール(交渉)には慣れている。彼のディールの手法は単純だ。まず相手に吹っかけ、相手が譲歩したら落着させるというものだ。いずれにしろ、トランプ大統領なりに、ディールの方法論を持っている。

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