豪雨初動遅れも反省なし…安倍政権が強弁するウソと言い訳

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 どんなに安倍首相が「万全の態勢」と強弁しようと、豪雨対応に「空白の66時間」があったことはまぎれもない事実だ。今月5日から8日の首相動静を改めて見ると、いかに初動対応に問題があったか、よーく分かる。

 5日夜に開かれた赤坂自民亭の酒盛り。その6時間前の午後2時には、気象庁が豪雨被害の拡大を懸念してわざわざ会見を開き、異例の「注意喚起」を出していた。京都、大阪、兵庫の16万人に避難勧告が出される事態にまでなった。8府県に「特別警報」が出されたのは6日。なのに、この日、安倍首相は一切動いていない。ようやく動いたのは7日。しかし、7、8日も20分足らずの「会議」をやって、私邸に帰って引きこもり。これのどこが「万全な態勢」なのか。政治ジャーナリストの角谷浩一氏がこう言う。

「12日の細田派の会合で、豪雨被害に関連して、所属議員から旧民主党政権時代の公共政策への批判が飛び出ました。ダメな政策なら閣議決定してでも覆せばいいのに、豪雨被害の拡大を責任転嫁している。きっと、他人事のように捉えているのでしょう。制度や規則に基づいた対応をする行政に対し、政治家は想像力を働かせて欠点を補うのが役目。被害を受けて困った人がいる時点で『問題あり』なのに、初動対応に『問題ない』と言えるのが不思議です」

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