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思想信条<1>安倍の「保守」と石破の「保守」に大きな違い

野上 それが保守の考え方なんだということなのでしょうね。

鈴木 石破は「保守とは何か」ということを話す時、「塀」を例に出す。あるところに塀があって、邪魔だから住民は壊したいと言う。しかし、ちょっと待てと。塀ができた時には必ず何か理由があったはず。だからその時代に遡って、なぜ塀ができたのか調べて議論しようと。そうしたら昔、大洪水があって、それを防ぐための塀だったことが分かる。「今の時代は整備されて洪水はない。だから塀を壊していい」「いや、まだ洪水の危険性はある。だから残しておいた方がいいんじゃないか」。こうして結論を得る。これが保守の手続きだと、石破は言う。つまり、保守というのは、地域にある伝統や文化やしきたりを、改革すべきものはしっかり改革するけれど、議論してゆっくり改革していく。場合によっては壊さない場合もある。これが保守だと。それに比べて、安倍はお構いなしにどんどん壊していくから、どちらかというと、革命、破壊であり、保守ではない、と石破は言います。

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