内幕本で支持率低下 トランプが中国に貿易協議再開を打診

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 米中貿易戦争に新展開か。米国の複数のメディアは12日(米東部時間)、トランプ政権が中国との貿易摩擦緩和に向けた閣僚協議の再開を打診したと報じた。ムニューシン米財務長官と中国の劉鶴副首相がワシントンか北京で数週間中に会談する可能性があるという。

 トランプ政権は知的財産権の侵害を理由に中国からの年2000億ドル(約22兆円)相当の輸入品に第3弾の追加関税を課すことを検討しているが、発動前に協議を検討しているようだ。実現すれば閣僚級の米中貿易協議は6月初旬以来。8月下旬に次官級協議を開いたが、目立った進展は見られなかった。

 すでにトランプ政権は計500億ドル相当の輸入品に25%の追加関税を課し、輸入品全てに課す可能性も示唆。中国が協議に応じた場合、大幅な譲歩を迫るとみられている。

 トランプ大統領の方針転換には、著名ジャーナリストのボブ・ウッドワード氏が発売した内幕本「恐怖 ホワイトハウスのトランプ」による打撃を食い止め、成果をアピールする思惑も見え隠れする。トランプ大統領の支持率は各種調査で軒並み下落。CNNでは42%から36%に大幅に落ち込んだ。

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