“政治とカネ”問題の安倍盟友2人 しれっと復権し自民役員に

公開日: 更新日:

 政権の「おごり高ぶり」に全く変化はなかった。安倍首相は2日の党役員人事で、党憲法改正推進本部長に下村博文元文科相を、選挙対策委員長に甘利明元経済再生相をそれぞれ起用。2人とも安倍の盟友だ。

 悲願の改憲実現と来夏の参院選をにらんだ“お友だち優遇人事”のようだが、2人はまず就任会見で国民に説明すべきことがある。「政治とカネ」の問題である。

 下村氏は加計学園から計200万円の闇献金疑惑、甘利氏は自身も大臣室などで現金計100万円を受け取ったURへの口利き疑惑だ。閣僚辞任に追い込まれた甘利氏は「睡眠障害」を理由に国会を欠席。メディアの追及から逃げた。甘利氏は2日、党本部での記者会見で、金銭授受疑惑で2年前に閣僚を辞任した際の政治責任について、「何の刑事事案にもなっていない。検察の捜査がすべて」と言い張り、疑惑は解消されたとの認識を強調したが、じゃあビョーキは治ったのか、党の要職に耐えられるのか。これらも説明すべきだ。

 説明責任を果たさず、しれっと復権できるなら、権力に近ければ何でも許されることの証明となる。カネに汚い仲間は優遇する一方で、安倍は総裁選で石破元幹事長支持に回った竹下亘総務会長を外すなど、ロコツな石破氏への当てつけ。つくづく、子どもじみている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「闇営業」謹慎処分で一番ワリを食ったガリットチュウ福島

  2. 2

    反乱なのか 安倍首相“側近議員”がアベノミクスの成果否定

  3. 3

    吉本興業と安倍政権は蜜月 官民ファンド100億円出資の行方

  4. 4

    「安倍さんは信用できない」拉致被害者家族の悲痛な叫び

  5. 5

    宮迫ら闇営業11人処分! 吉本興業「遅すぎた決断」の代償

  6. 6

    “仰天婚”山里と“闇営業解雇”入江 吉本芸人の明暗クッキリ

  7. 7

    民間会社員と年金額で差 公務員はなぜ恵まれているのか?

  8. 8

    トヨタはモデル平均21万円 大企業の「企業年金」いくら?

  9. 9

    妹の葬儀にも姿なし 芸能記者が見た中森明菜「一家」の今

  10. 10

    宮迫「アメトーク!」優良スポンサーCM消滅危機で崖っぷち

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る