溝口敦
著者のコラム一覧
溝口敦ノンフィクション作家、ジャーナリスト

1942年7月5日生まれ。早大政経卒 徳間書店、博報堂勤務を経て、フリージャーリストに。暴力団や闇の世界に深く食い込んだド迫力ルポには定評がある。『食肉の帝王』で第25回講談社ノンフィクション賞受賞、日本ジャーナリスト会議賞受賞。『暴力団』(2011年)がベストセラーに。

移民拒否し…労働力だけが欲しい国粋主義者の身勝手と冷血

公開日:

 先日、群馬でペルー生まれの日系4世に会った。

 彼は外国人人材派遣会社を営み、ペルーやブラジル、ボリビア、インド、パキスタン、ナイジェリアなど、さまざまな国の出身者を、主に県内の企業に社員として派遣している。

 彼自身が4歳までペルーで、4歳から7歳まで日本で過ごし、10歳で再来日し、群馬の公立小・中・高で学んだ。なのでスペイン語と日本語は母語といっていい。高卒後にニュージーランドやアメリカで英語も身につけている。

 つまり、この社長はたいていの外国人社員とじかに話ができる。彼らの考えや気持ちをくめるから、彼らに不利な企業に派遣したくない。そのため、最低賃金割れや不払いの危険がある農業や縫製業に対しては敬遠気味だし、技能実習生の実態を知っているから、なるたけ実習生には触りたがらない。

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