セクハラ懲戒の人物を顧問に 茨城県の“言い訳”と医師事情

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 セクハラ問題を起こした人物を顧問に採用――。茨城県の決断が話題になっている。この人物は厚労省健康局長を務めた福田祐典氏(59)。同省に勤務していた当時、勉強会を主宰し特定の女性職員を泊まり出張などに誘っていたことが発覚。1年間に400回ものメールを送り、セクハラメールも含まれていたため、昨年4月に懲戒処分を受け、7月末に同省を退職した。

 その5カ月後、福田氏を茨城県が昨年12月1日付で保健福祉部の顧問に採用したのは、彼の経歴を買ったようだ。福田氏は1985年に筑波大医学専門学群を卒業して旧厚生省に入省。医薬・生活衛生局生活衛生・食品安全部長や技術総括審議官などを歴任し、医学博士の学位を持つエリートだ。山梨県健康増進課長、宮崎県福祉保健部長の経験もある。採用の理由について茨城県はこう説明する。

「当県は以前から医師不足に悩んでいます。福田氏は山梨と宮崎で実績を上げた方なので、公立病院などの医師を確保するアドバイザーとして活躍を期待しています。11月に大井川和彦知事が福田氏を面接し、過去のことを割り引いても県政にプラスになると判断して採用を決めました」(保健福祉部厚生総務課)

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