姫田小夏
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姫田小夏ジャーナリスト

東京都出身。中国ウォッチャー。1997年から上海で活動。現地で日本語情報誌を創刊し、日本企業の対中ビジネス動向について発信。2008年に同誌編集長を退任後、上海財経大学公共経済管理学院の修士課程修了。現在も上海を拠点に「中国の都市、ビジネス、ひと」の変遷を追い続け、「アジア・ビズ・フォーラム」を主宰する他、複数の媒体で執筆している。著書に「中国で勝てる中小企業の人材戦略」(テン・ブックス)。

世界市場への売り込み狙い…キャッシュレス社会へ強制移行

公開日: 更新日:

 浙江省といえば、ジャック・マー会長の出身地でありアリババグループのお膝元である。同省の温州市に出張に行った日本人A氏が驚いた。

「ホテルには自販機があるものの、スマホ決済でないとダメ。私のような海外からの出張者はどうしたらいいんですか?」

 中国で銀行口座を簡単には開設できない外国人は、こうしたスマホ決済の普及に苦しめられることが少なくない。中国で使える日本人対応の決済アプリもあるというが、目まぐるしく変わる情報に、筆者も含めた外国人はすでに白旗状態だ。

 アリババが進める流通革命。その壮大な実験の中には「無人ビジネス」がある。コンビニとともに自販機も開発するが、商品はスマホでQRコードを読み取って初めてゲットできるという。

「無人ビジネス」を支えるのは、キャッシュレス決済だ。中国では今、国を挙げてキャッシュレス社会の構築に走りだしている。この分野でもいち早く中国モデルを立ち上げ、世界市場への売り込みを狙う。すでにインドとの提携も始まっている。

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