小林節
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小林節慶応大名誉教授

1949年生まれ。都立新宿高を経て慶大法学部卒。法学博士、弁護士。米ハーバード大法科大学院のロ客員研究員などを経て慶大教授。現在は名誉教授。「朝まで生テレビ!」などに出演。憲法、英米法の論客として知られる。14年の安保関連法制の国会審議の際、衆院憲法調査査会で「集団的自衛権の行使は違憲」と発言し、その後の国民的な反対運動の象徴的存在となる。「白熱講義! 日本国憲法改正」など著書多数。新著は竹田恒泰氏との共著「憲法の真髄」(ベスト新著)

護憲or改憲 両派応援ソングから考察する憲法改正の新論点

公開日: 更新日:

 昨年12月に日弁連が「憲法を詩おうコンテスト」の大賞を披露した。その歌詞は、7歳の尾池ひかり君の作で、大要、「私は戦争を知らない。ひい婆ちゃんは知っている。『機銃掃射』からようやく逃げたひい婆ちゃんが生きたから、お婆ちゃんがお母さんがそして私が生まれた。平和を守る、生命をつなぐ憲法がこのままであることが私の願い」である。

 それに対して、今年1月、自民党政務調査会前審議役(トップブレーン)の田村重信氏が「憲法よりも大事なもの」という歌をリリースした。その歌詞は大要、次のものである。

「愛する人を守ってゆこう。憲法よりも大事なものは僕たちが毎日を幸せに暮らすことさ。誰かの助けを待つんじゃない、自分の力で立ち上がろう。変わることを恐れないで」

 安倍首相の悲願である憲法改正にとって正念場である今年の年頭に、改憲派と護憲派の応援ソングが揃った図である。

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