株価7日連続下落を放置 日銀「ETF買い」に消極的の不気味

公開日: 更新日:

「日銀のETF買いは、ほぼ機械的に行われています。午前中にトピックスが下落したら、午後に買うというパターンです。パターンに合わなければ買わないのが原則です。なにより年間予算が6兆円と決まっているので、早めに使い切ってしまうわけにはいかない。本格的な下落局面は、まだまだ先だとみているのではないか」(大手証券マン)

■ギブアップか演出か

 その一方、日銀は株価下落を放置しているという見方もある。経済評論家の斎藤満氏はこう言う。

「日銀が積極的に動いていない理由は、3つ考えられます。1つは、売り圧力が強すぎてギブアップしているということです。6兆円と予算が決まっているのでETFを買うなら、効果的に買った方がいい。いまは多勢に無勢で効果が薄いので見送っている可能性はあります。2つ目は、本心ではETFを大量に買いたくないと考えているということです。ETFはリスク資産のうえ、一度買ったら売るに売れず、リスクが積み上がってしまう。3つ目は、意図的に経済危機を演出している可能性です。安倍首相は、10月の消費増税を延期し、衆院を解散するつもりだ、ともいわれています。消費増税を延期するためには、経済危機という理由が必要です。株価2万2000円では、経済危機と主張されてもピンとこない。株価2万円割れなら、説得力が出てくる。解散後、ETFを連日買い、株価を上げれば選挙にも有利です。日銀が政権と連動していてもおかしくありません」

 株価暴落は、つくられたものなのか、それとも日銀もお手上げなのか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    反町隆史“女性救護”で男を上げ…木村拓哉とばっちりのナゼ

  2. 2

    もっか打撃三冠なのに…巨人坂本“メジャー興味なし”の理由

  3. 3

    女性救護で男上げた “ヤンチャ”反町隆史が大人になるまで

  4. 4

    社会のダニが結集した日本維新の会はすみやかに解散すべき

  5. 5

    国分太一「ビビット」降板…TOKIOに囁かれる“空中分解説”

  6. 6

    霞が関7月人事本格化 金融庁長官続投か否かが“忖度”試金石

  7. 7

    日テレ青木源太アナ “ジャニーズ愛”でフリー転身説急浮上

  8. 8

    12球団トップの20発 西武山川が語る“どすこい”本塁打理論

  9. 9

    安倍政権“究極の二枚舌”金融庁「公的年金に頼るな」のア然

  10. 10

    理由は子どもだけか 磯野貴理子“2度目離婚”芸能記者の見方

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る