【寄稿 宮田律】トランプ政権は対イラン戦争を模索している

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 安倍首相がイラン訪問に旅立つ前日(6月11日)に、日本に在住経験のあるイラン人と話をする機会があった。

「イランでは『日本は米国のニワトリ(ペルシア語ではモルグ)』と呼ばれていますが、それでもイランが米国の制裁強化によって経済的苦境にある中で期待している人は少なくないと思います」ということだった。

 この場合の「ニワトリ」は日本でいう「犬」とか「ポチ」の意味かもしれないが、イランでは犬は嫌われていて、イランで使われるペルシア語では「バカヤロウ」は「ペダレ・サグ(おまえのオヤジは犬だ)」になる。

「ニワトリ」は「犬」よりは愛嬌があるのかもしれないが、日本の外交姿勢が米国に追随していることはイランばかりではなく、中東イスラム諸国では広く知られ、認められている。

 戦争によってイラクが混乱していた2006年6月末に小泉首相(当時)は、テネシー州メンフィスにあるエルビス・プレスリー邸をブッシュ大統領とともに訪れ、プレスリーのふりまねをしたが、その後パキスタンに行くと、「コイズミってあのブッシュと一緒に踊った男か」という半ば嘲笑が混ざった発言に接したことがある。

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