高野孟
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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

米中貿易戦争の影響が景気の壁になっているという「嘘」

公開日: 更新日:

 安倍政権は相変わらず「国内景気は底堅いのに米中貿易戦争の影響が大きな壁となっている」という言い方を続けているが、本当なのか。以前には、原油価格の上昇が景気に影をさしていると言っていたことがあり、要するにいつも「自分は悪くないもん、誰かさんが悪いんだからね」と言い続けているのが、この政権の嘘つき常習体質である。

 中国関税当局は大阪での米中首脳会談を前に6月10日、今年1~5月の貿易統計を発表した。それによると同期の輸出入総額は12.1兆元(約194兆円)で、前年同期比4.1%増。うち、輸出は6.5兆元(6.1%増)、輸入は5・6兆元(1・8%増)。いずれも、世界中のエコノミストの予想を大きく上回る堅調さを示した。

 同期の米中貿易を見ると、総額1.4兆元(9.6%減)、うち中国の対米輸出は3.2%減にとどまっているのに対し、米国の対中輸出は25.7%減と大きく落ち込んでいる。

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