小川善照
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小川善照ジャーナリスト

1969年、佐賀県生まれ。東洋大学大学院修了、社会学修士。週刊誌記者として事件取材などを担当。2008年に「我思うゆえに我あり 死刑囚・山地悠紀夫の二度の殺人」で小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。14年の雨傘運動以降、香港問題に関心を寄せている。

世論の変化を生むために期待される「警官からの犠牲者」

公開日: 更新日:

 過激化したデモ隊は5日深夜、九龍地区の繁華街、旺角の警察署を包囲した。

「凶器となるものを捨てて、すぐに解散しなさい」

 拡声器越しの女性警官の言葉は、デモ隊から辛辣に返された。

「警察に告ぐ、おまえたちは人民が完全に包囲した。はやく武器を捨てて、おとなしく投降せよ」

 思わず騒動を見守る地元民たちからも笑いが起きた。同時多発のデモ隊による警察署への抗議のため、警官が足りず、しばしば警官隊は籠城するしかなくなるのだ。

 デモ制圧のための催涙弾の多用、新海の商業地・沙田のショッピングセンターでの無差別暴力、白T軍団との共謀疑惑に加え、先日は女性を逮捕する際に下着を脱がせた性暴力まで発生。日々、香港警察への批判の声は強まるばかり。一連の暴力行為に関する独立調査委員会の設置は、デモ隊の要求の最重要項目になりつつある。

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