小川善照
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小川善照ジャーナリスト

1969年、佐賀県生まれ。東洋大学大学院修了、社会学修士。週刊誌記者として事件取材などを担当。2008年に「我思うゆえに我あり 死刑囚・山地悠紀夫の二度の殺人」で小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。14年の雨傘運動以降、香港問題に関心を寄せている。

混乱の香港 自由を奪われる恐怖をあおった過去の奇怪事件

公開日: 更新日:

 催涙弾の霧の中、完全武装の警官隊に頭を割られて血を流すデモ参加者たち――。アジアの一大観光地「香港」のイメージとは程遠い映像に衝撃を受けた人も多いのではないか。デモが始まって2カ月近くが過ぎても事態は収束する気配すらない。

 香港政府が改めようとしている「逃亡犯条例」は一見、世界各国と日本も締結している刑事犯引き渡し条約と同じように見える。だが、今回の改正案では中国本土への犯罪者の引き渡しが可能になる。この点を香港市民は恐れているのだ。

「法的平等がない中国に、香港市民を送ることができる“送中”法案だから反対なのです」(デモ参加者)

 香港政府は「政治犯には適用されない」と言うが、ある事件がきっかけで多くの市民は政府の言葉を信じていない。

「銅鑼湾書店事件です。既に中国は香港市民を拘束するのに手段を選ばない。香港政府はそれを黙認しています」(前出のデモ参加者)

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