著者のコラム一覧
小川善照ジャーナリスト

1969年、佐賀県生まれ。東洋大学大学院修了、社会学修士。週刊誌記者として事件取材などを担当。2008年に「我思うゆえに我あり 死刑囚・山地悠紀夫の二度の殺人」で小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。14年の雨傘運動以降、香港問題に関心を寄せている。

自分たちを「進撃の巨人」に例えた若者たちの悲壮な決意

公開日: 更新日:
気分は「調査兵団」(提供写真)

 最前線に立つデモ隊は一様に若い。彼らの多くは学生で、貴重な夏を丸々デモに費やしている。彼らの本音が知りたくて、数人に話を聞いた。

「分かりやすく言うと、『進撃の巨人』の状態です」(参加者の男子大学生=22)

 彼の回答に驚いたが、日本のアニメ「ドラえもん」や「ちびま… 

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