立岩陽一郎
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立岩陽一郎ジャーナリスト

ジャーナリスト、1967年生まれ。91年、一橋大学卒業後、NHK入局。テヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て2016年12月に退職。現在は調査報道を専門とする認定NPO運営「INFACT」編集長。アメリカン大学(米ワシントンDC)フェロー。毎日放送「ちちんぷいぷい」レギュラー。

もう始まっている情報戦争 緊迫する香港情勢は明日の台湾

公開日: 更新日:

「中国による情報戦争は既に始まっている」

 台湾のジャーナリストがそう語った。台湾でファクトチェックを行うメディアで編集長を務める陳慧敏。台湾を代表するジャーナリストが言った情報戦とはどういう意味か?

「ネットで流される偽情報の多くが海外のアカウントからのものです。それをたどっていくと、簡体字の文章が出てきます。ですから中国が台湾を混乱させるために流しているのだと考えています」

 漢字を簡略した簡体字は中国だけで使われており、台湾では使わない。その状況はこの数年、強まっているという。

 香港でデモに参加した高校生が警察官に銃で撃たれ、当局による弾圧に近い取り締まりが始まった翌日、台湾を訪れた。一国二制度を守ろうとする市民に厳しく対処する香港行政府、そしてその先にある中国政府の姿は台湾の人にどう見えるのか? それを知りたくて台湾の人々に話をきいて回った。その最中に親交のあるジャーナリストから出た「情報戦」という言葉に緊張が走った。

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