存在意義高まる副市町村長 “森山予備軍”はあちこちに潜む

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「勝手な判断で、犯行を主導し、市民の市政に対する信頼を裏切った」

 今年6月、静岡地裁の法廷で、判決文を読む裁判長を被告席からじっと見つめる白髪頭の初老のスーツ姿の男が立っていた。磐田市前副市長の鈴木裕被告だ。同市が発注した複合施設の設備改修工事を巡る入札情報漏洩事件で公競売入札妨害の罪に問われ、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)が言い渡された瞬間だった。

「影の市長」。役所内で職員からこう呼ばれていた鈴木被告は、もともと旧豊田町総務課長。町が2005年4月に磐田市と合併すると、鈴木被告は企画財政部長などを経て、11年4月に副市長に就任。市の予算や人事を取り仕切った。「市行政の表から裏まで知り尽くしている」と評された男が「カネ」と「ヒト」を握ってから、不正に手を染めるまで、そう時間はかからなかった。

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