首長の黒子であり“汚れ役”にもなる 裏方仕事で権力が増大

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 談合事件、贈収賄事件の裏に「助役(副市町村長)」あり、だ。

 埼玉県草加市で2005年、市の電気温水器納入を巡り、業者から252万円を受け取ったとして、児玉一助役(57=当時)が収賄で逮捕・起訴される事件があった(06年に懲役2年、執行猶予4年)。逮捕時の児玉助役の評判は次のようなものだった。

「役人らしからぬ大胆な行動と発想を持つ人」

「公務員社会を知り尽くした人」

 福井県高浜町の森山栄治元助役に通じるものがある。

 役人出身ながら「役人らしからぬ」行動を取れるのは、副市町村長が政治任用だから。首長の指名と議会の同意を得て選任される。役所たたき上げの副市町村長は、時に首長の盾となり、時に役所組織の味方となる。多くは総務課長や収入役(会計管理者)など要職を経験しているため、役所のカネの流れから組織全般(ヒト)までを把握している。カネとヒトを一手に握れば強いのは当然だ。

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