佐川元長官やキヨは対象外 個人情報に守られる恩赦55万人

公開日: 更新日:

 佐川宣寿元国税庁長官は憔悴しきりだろう。政府は18日の閣議で、22日の「即位の礼」に合わせた恩赦の実施を決めたが、国家公務員の懲戒処分免除は見送る方針を固めた。

 規定により恩赦と同時に懲戒免除も可能で、1989年2月の昭和天皇の「大喪の礼」に伴う恩赦で実施。今回も行えば、森友文書改ざんで減給や戒告処分を受けた佐川氏ら元財務省幹部が救われかねない。公務員への優遇措置と受け取られ、国民の理解を得られないと判断したようだ。

 恩赦の対象者も絞り込んだ。恩赦には①対象の罪を定め有罪判決や起訴を無効にする「大赦」②個人の反省状況などを審査し有罪判決を無効にする「特赦」③刑罰を軽くする「減刑」④刑の執行の「免除」⑤有罪判決によって制限された資格を回復する「復権」――の5種類が存在する。

 昭和天皇大喪では大赦や減刑などが行われ、執行猶予期間の2分の1以上を経過した者も対象となった。現在なら2016年に懲役2年6月、執行猶予4年の判決が確定した清原和博氏も救済されたが、今回実施されるのは、ほぼ「復権」のみ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山口ポスティングでメジャー移籍へ 巨人初容認4つの裏事情

  2. 2

    安倍首相が墓穴 桜を見る会夕食会弁明で法律違反を正当化

  3. 3

    出所の高山若頭が人事で動き回り「山口組3派」は荒れ模様

  4. 4

    沢尻エリカ出演辞退か 浜崎あゆみ「M」ドラマ化が暗礁に

  5. 5

    安倍首相11.20退陣説 「桜を見る会」疑惑で政界の空気一変

  6. 6

    G山口ポスティング決定も評価辛口 年俸1000万円の可能性も

  7. 7

    残留も視野って…筒香、菊池、秋山の低すぎる米挑戦への志

  8. 8

    根強く残る人種差別 W杯優勝の南アフリカ代表“美談”の裏側

  9. 9

    ラグビー日本代表 2023年W杯への若手育成阻む「2つの壁」

  10. 10

    「桜を見る会」名簿 内閣府主張の“1年未満保存”に重大疑義

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る