小池氏ニンマリ?マラソン札幌移転は「都知事再選」に有利
小池都知事の抵抗もむなしく、結局、東京五輪のマラソンは、札幌で行われることが1日、決まった。一貫して東京開催を求めてきた小池知事は、決着後も「東京での開催がベストとの判断は変わっていない」「都としては同意できないが、IOC(国際オリンピック委員会)の決定を妨げることはしない。合意なき決定だ」と不満を口にしていた。
「小池さんは巨大権力のIOCにはね返された格好です。札幌での開催が決まった後も終始不機嫌のまま、『さらに戦うことも検討したが法的に勝てる可能性は小さい。裁判費用もかさむため、その選択をするのは賢明ではないと判断した』と、シブシブ札幌開催を受け入れたと会見で語っています」(都庁関係者)
しかし、小池知事は内心、ニンマリしているのではないか、と言う声が上がっている。シナリオ通りの結果になったとみられているからだ。