民間試験よりも酷い 共通テスト「国数記述式」に課題山積

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「安心して受験に臨める仕組みを構築していく」(萩生田文科相)――。来年度の大学入試から導入予定だった英語の民間試験活用の実施が突然、延期となり、新たな「大学共通テスト」を控えた高校生は大混乱だ。しかし、問題は英語だけじゃない。国語や数学の記述式問題でも問題は山積みなのだ。

 5日の衆院文科委で、野党議員は英語の民間試験に加え、国語や数学で導入される新たな記述式問題の採点についても参考人から意見を聴取。驚いたのは、採点者について参考人に尋ねた時だ。

「アルバイトということも当然ある」

 こう答えたのは、ベネッセの山崎昌樹学校カンパニー長。同社は、共通テストの「国語」の記述式問題の採点を大学入試センターから請け負っている。タダでさえ、正誤判断が難しい記述式問題を「アルバイト」が採点するというのだからビックリ仰天だ。山崎氏は「といっても、本当にそれ(採点)を瞬間的にやるということではなくて、数年間を通して、採点業務を真摯にやっていただいている方々」などと説明していたが、「(アルバイトが)学生なのか社会人なのか、どの国籍なのかは問うていない」とも発言していた。

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