大内裕和氏 民間背後の教育改革は格差拡大の失敗繰り返す

公開日: 更新日:

 30年続いた「センター試験」に終止符を打ち、来年度から実施される大学入学共通テスト。「英語民間試験」は延期され、採点業務を民間に委ねた「国語・数学の記述式」も実施見送りの公算が高まっている。入試改革の目玉だった民間活用は総崩れの様相だ。なぜ、こんなポンコツ入試がギリギリまで導入されようとしていたのか――。大学教授らでつくる「入試改革を考える会」代表の中京大教授・大内裕和氏に聞いた。

  ◇   ◇   ◇

 ――大学入学共通テストに民間業者を参入させる入試改革が迷走しています。英語民間試験は延期されました。

 英語民間試験にかなり問題があるということは、以前から専門家の間では広がっていましたが、メディアの扱いが小さく、世間一般にはあまり伝わっていなかった。私は今年8月からこの問題に取り組み、焦点を絞りました。英語民間試験は、経済的な負担が増加することも含めて、経済格差、地域格差が拡大するという論点が一番わかりやすく、伝わりやすいと考えました。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無能クズっぷり全国トップの吉村知事が「評価」される怖さ

  2. 2

    ジャニー喜多川氏のタイプはタッキー、東山、中居に分類

  3. 3

    キムタクと交際の噂があった“かおりん”直撃 9年近い交際

  4. 4

    橋本環奈が辿る剛力彩芽と同じ道 USEN宇野会長と親密報道

  5. 5

    二階堂ふみ“争奪戦”勃発…紅白での異能ぶりで評価爆上がり

  6. 6

    吉村府知事また出たドヤ顔“妄言”「陽性者と感染者は違う」

  7. 7

    トランプ「有罪」へ秒読み開始 共和党議員から20人造反か

  8. 8

    再エネで「嘘」を…英国政府を“激怒”させた経産省の大失態

  9. 9

    東京五輪「中止」正式決定へ“秒読み”…デッドラインは2月

  10. 10

    嵐・二宮「パパに!」報道が意外とファンに祝福されるワケ

もっと見る