奥野修司
著者のコラム一覧
奥野修司ノンフィクション作家

▽おくの・しゅうじ 1948年、大阪府生まれ。「ナツコ 沖縄密貿易の女王」で講談社ノンフィクション賞(05年)、大宅壮一ノンフィクション賞(06年)を受賞。食べ物と健康に関しても精力的に取材を続け、近著に「怖い中国食品、不気味なアメリカ食品」(講談社文庫)がある。

危険なくず肉で成形 激安ハンバーク&ステーキ定食に注意

公開日: 更新日:

 くず肉は骨や内臓についた肉だけではない。脚や耳、頭、心臓、胸腺といった食える肉はすべてくず肉になる。文字通りくずの肉だから、エストロゲンがどれだけ残留しているか予測がつかない。そのうえ牛脂を注入するのだから、赤身よりも濃度は高くなるだろう。

 危ないのはそれだけではない。日本は2013年から米国牛を月齢30カ月以下に制限して輸入していたが、昨年の5月にこれを撤廃したことだ。これのどこに問題があるかというと、肥育ホルモンは基本的に1回だけ牛の耳に打ち込むことになっているのだが、月齢が増えると肉が硬くなるため、2回打つことはよくあるという。つまり、年を経た牛は600倍どころか、さらにホルモンが増えるということだ。この安い米国牛が、日米貿易協定によって日本にどっと入ってくる。安すぎるものには必ず理由があるということだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ハイエナたちにしゃぶられた…“今太閤”羽柴秀吉さんの悲劇

  2. 2

    鈴木杏樹に「4000円ラブホ不倫」報道 超モテモテの評判も

  3. 3

    松坂は“腫れ物”に…古巣西武から聞こえるレジェンドの評判

  4. 4

    ソフトB復帰の城島氏 “権限なし長い肩書”はイチローが参考

  5. 5

    怠慢の安倍政権…中韓と新型肺炎対策“本気度”の差浮き彫り

  6. 6

    議員に立候補するなら資格審査の国家試験を受けさせよ

  7. 7

    ゲッソリ痩せた東出昌大…杏との“話し合い”で主夫に転向か

  8. 8

    東出昌大は「帰宅拒否症」だった“理想の夫婦”の哀しい現実

  9. 9

    設楽vs大迫3.1東マラ対決 “五輪代表辞退”で勃発する大事件

  10. 10

    石井GMとの確執を噂され解任…平石前楽天監督に真相を直撃

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る